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12月, 2011の投稿を表示しています

マルセイユ ベル・ド・メ地区のラ・フリーシュ La Friche

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ベル・ド・メ地区といえば、下町で移民が多い地区。 貧しい人も多い地区ではあります。 そんな場所に昔タバコ工場がありました。 ラ・フリーシュは1868-1990年の間タバコの国営工場だったのです。 工場が閉鎖された後は、アーティストの活動の場としてギャラリーや演劇、コンサートなどが開催されています。 19世紀の建物も老築化し、建て直しされる事になりました。 この日は、ヴィデオアーティスト達の展示会があるというので見に行ってきました。  食堂とバーも備えています。  向かいの建物の窓にヴィデオ作品・・・  壁には落書きアートがいっぱいです。  これは今の社会問題にもつながっているシテ(貧困層の住む団地)に住む若者の表情を撮った作品。 この部屋に入るなりゾクゾクッと怖いものを感じました。  とても良い作品でした。  外ではスケボーをしている少年達。  たくさんのギャラリーがあります。 2013年に向けて改装が進んでいます。 どんな風に変わるのか楽しみです。

JOYEUX NOEL & お休みのお知らせ

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いつも皆様には、お世話になっております。 南仏も本格的に寒くなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか? クリスマスだなんて~、とか言いつつも友達やお世話になった方々からクリスマスのメールやタイムリーにプレゼントが届いたりして、なんだかクリスマスも悪くないですね。 (苦笑) 今までお世話になってきた皆さま、そして今年から新たなお付き合いを始めさせていただいた皆さま、本当にありがとうございました。 皆さま楽しいクリスマスをお過ごしください。 ☆ お休みのお知らせでございます ☆ 来年2012年1月10日~1月26日、2月14日~21日までの間お休みを頂きます。 お問い合わせを頂きましたお客様には、ご迷惑をお掛けいたしますが、またの機会にお待ちしております。 JOYEUX NOEL メリークリスマス! 良いお年を!

11月終り日曜日のリル・シュル・ラ・ソルグ

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日曜日は冬でもアンティークの蚤の市が開催されています。 この町は平日より週末の方が賑やかです。  アンティーク市の通りは外周道路沿い。  日曜日でも雑貨屋さんやレストランは開いています。  おっ、アンティークのぬいぐるみかと思ったら、本物の犬でした。(笑)  上の写真はシャンブル・ドットのやっている雑貨屋さん。  こちらはワインバーです。 昼食代わりに軽くつまみました。 どのつまみも気が利いていて、おいしいっ!  ワインは飲んだ後に写真撮っていないことに気がつきました・・・。 飲んだのはシャトー・ジュリエット(コート・デュ・ローヌ)です。 おいしかったので、1本お持ち帰りしました。 シャンブル・ドット La Maison sur la Sorgue 場所も便利だし、ご主人は広島に住んでいたとか。 日本語は話せませんとの事ですが、大変親切なオーナーです。 ワインバー 17 Place aux Vins (ホームページなし) 上のシャンブル・ドットを出たら斜め右の向かいにあります。

11月下旬のルールマラン

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この日はマルシェを見てからリル・シュル・ラ・ソルグへ移動です。 11月に入ると急に人がいなくなるプロヴァンス。 ルールマランも人っ子ひとりいない。 こんな時は写真の撮り時です! 人っ子一人いないルールマランも早朝なのにカフェには人が一杯いました。  普段目にとまらぬような看板も。  古ぼけた木の扉や壁の色あせたペイント。  ルールマランにはオシャレなお店がたくさんあります。 抜け道もまた面白い。  お客様のお泊りのシャンブル・ドットはヴィラ・サンルイ  上の階のサロンはみんなの共有の場所です。  マダムのご主人のコレクションだそうです。 え、これクレイユ・エ・モントローじゃないですか??? 上の写真のスープ用の容器や絵皿は博物館級のアンティークですよ! 「なんだか良く分からないけど、テール・ド・ピープだと思うわ」とマダム。 テール・ド・ピープと名の付く陶器は18世紀にコンデ王子が作らせていた陶器の窯で、その後のクレイユ&モントローにも繋がっているのです。 クレイユよりも古い物は、シャンティイと刻印が入っています。  かなり念気の入ったオクトゴナル皿。  テラス。 夏はテラスも楽しめる。  冬も冬なりに暖かい雰囲気があって、オシャレなマダムのセンスが生きています。  雑誌に載ったのよ~、とたくさんの雑誌を見せてくれました。  ルールマランの街中にあります。 エクスからルールマラン行きのバスも出ているようなので(本数は少ないと思います)、アクセスも難しくないでしょう。 シャンブル・ドット Villa Saint Louis ホームページの写真より実物はもっと素敵です。

プロヴァンスのアンティークの扉と肉屋

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 南仏も急に寒くなり始めた頃、仕事の下見と自達の家の家具を買いに行こうかとアヴィニョン方面へ。 お目当てのブロカントはなんとお休みでした。 このまま帰るのもなんだか寂しいので、いつも気になっていたアンティークの扉専門店にどんなものが置いてあるのか見に行く事にしました。  お馬さんたちがお出迎え。  車の行く方に着いて来る、なんとも人懐こい馬達でした。 なんか欲しいんでしょうね。 にんじんとか??  大きな倉庫のようなアトリエに入ると、あるわあるわ扉がたくさん! でもここは高いと知っていたので、見るだけです。  高い、けど良いものがたくさん揃っています。 扉1枚軽く1000ユーロとかする大変高いものばかりです。  まるで博物館のよう。  アイアンと古い木材の感触がたまりません。  後ろはステンドグラスのきれいな窓、手前は文字がプリントされている日よけ雨よけのヴォレ。  郵便受けもアイアンの飾りで素敵~・・・! こういう古い扉、家のアパートにも付けたらどうだろうか、などと考えながら楽しく見学。(笑) 見学のみです。 高すぎて買えません! この業者さん自体他のアンティーク業者から買い付けているとの事。 その時点で高くなっているのでしょう。 そして丁寧にも修理や補習をしてくれ完全な状態で販売しているとの事。 修理とかしなくていいから、安く売ってくれないのか?と聞いてもあまり乗り気ではなく、聞いた値段もあまり安くなっていませんでした。 修理を売りにしているのでしょう、その後も修理する工程をアトリエで丁寧に説明してくれました。 寒いアトリエの中せっかく説明してくれたのに、何も買えなくてごめんね~。  結局何も買わず仕舞いの今日。 通りかかった村の肉屋でお昼代わりに食べられるもの買おうと入りました。 牛の頭の剥製が迫力あります。 何か賞をたくさん取っている肉屋のようです。  ソーセージやパテ、サラミ、鶏肉のロースト・・・ 前にいたお客さんを見ているとみんなソーセージを買って行きます。 きっと有名なんだろうな、と思い私達もソーセージを。 それとイノシシの田舎風パテも買いました。  店中にブタや牛の飾りが・・・。  ちょっとかわいい(笑) ...