マルセイユ ベル・ド・メ地区のラ・フリーシュ La Friche
ベル・ド・メ地区といえば、下町で移民が多い地区。 貧しい人も多い地区ではあります。 そんな場所に昔タバコ工場がありました。 ラ・フリーシュは1868-1990年の間タバコの国営工場だったのです。 工場が閉鎖された後は、アーティストの活動の場としてギャラリーや演劇、コンサートなどが開催されています。 19世紀の建物も老築化し、建て直しされる事になりました。 この日は、ヴィデオアーティスト達の展示会があるというので見に行ってきました。 食堂とバーも備えています。 向かいの建物の窓にヴィデオ作品・・・ 壁には落書きアートがいっぱいです。 これは今の社会問題にもつながっているシテ(貧困層の住む団地)に住む若者の表情を撮った作品。 この部屋に入るなりゾクゾクッと怖いものを感じました。 とても良い作品でした。 外ではスケボーをしている少年達。 たくさんのギャラリーがあります。 2013年に向けて改装が進んでいます。 どんな風に変わるのか楽しみです。