マルセイユのイフ島 牢獄だったイフ城

イフ島は、マルセイユの旧港から20分で行ける小さな島です。
イフ城は1524年にフランソワ・プルミエの命で建設された牢獄。
アレクサンドル・デユマ(父)の小説「モンテクリスト伯」でも知られています。

船は南仏らしく数分送れて出発。
イフ島とフリウール島の両方に止まりますが、イフ島までの切符しか買っていない人はここで降ります。
放送も何も無いので、初めの停泊場と覚えておけばよいでしょう。

イフ城概観
真ん中には、井戸。

閑散とした牢獄内。
なんだか分かりませんが、「気配」を感じます。

牢獄部屋の扉の上に、投獄されていた有名人の名前が記されています。
アベ・フェリア1811年

アベフェリアはモンテ・クリスト伯の中にも出てくる実在した神父さんで、催眠術の勉強をし人々に教えていました。
この牢獄で亡くなったアベフェリアの遺体はそのまま海に投げ込まれます。
当時はこの小さな島に遺体を埋める事が出来なかったので、遺体は海に投げ込むのが普通だったようです。
上の写真は昔の映画からの画像で、海に遺体を投げ込むシーンです。

イフ島からマルセイユ本土を見た風景。
ノートルダムドラギャルドもきれいに見えます。


なぜかトカゲの絵が描いてある石があちこちに。



1番早い9時発の船に乗ったので、私達3人のほかにだれもこの島に降りる人はいませんでした。
というと嘘ですが、他に降りた人は、チケット売り場の女性と係りの男性のみ。
閑散とした雰囲気が牢獄の雰囲気を盛り上げていました。

帰りもまた「本当に船は来るのだろうか?」と思いながら早々と待っていたら、案の定数分遅れてきました。
マルセイユから来た船にはたくさんの人が乗っていて、あの小さなイフ島が人でいっぱいになりました。
早く来ておいて雰囲気を楽しめたので、良かったと思います。
帰りの船はフリウール島によってからマルセイユの旧港へ戻りますが、フリウール島のチケットを購入していないと降りる事はできません。

夏でも船の上は寒いのと、マルセイユの街中よりは寒いし風が強いので、温かい格好で行った方が賢いです。

※ モンテ・クリスト伯
アレクサンドル・デュマの小説で、青年エドモン・ダンテスは無実の罪で14年間地下牢獄に投獄された。
その後脱走するが、投獄中に知り合った隣の部屋の神父から教えられた事、これが鍵となり後に大金持ちとなる。
エドモンは名前をモンテ・クリスト伯と変え、復習のためにパリの社交界へと進出する・・・
といった面白い内容の小説です。
私達の乗った船の名前は投獄された青年の名前エドモン・ダンテス号でした。

追記:パリのモンテ・クリスト伯のイフ城にも何年か前行った事があります。
http://4travel.jp/traveler/hideko/album/10091153/
(まだブログを始める前です)




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