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8月, 2010の投稿を表示しています

車椅子でパリ トイレ編

一番の問題ですね、お手洗いは・・・。 健常者の自分でもパリでのトイレ探しはいつも困ります。 わざわざ決まった場所まで引き返すこともあるくらいです。 車椅子用のトイレとなるとなお更、見つけるのが大変です。 思いつくままにリストにしてみます。 ☆ リュクサンブール公園内    有料、公園の中ほど。    トイレはいくつかあり車椅子用は1ヶ所だけです。    入り口でガードマンに聞いてから行きましょう。 ☆ カルーゼル・ド・ルーブル(ルーブル美術館の地下にあるショッピングセンター) ☆ ポンピドゥーセンター    これはバスの運転手さん情報です。    確認はしていませんので、あしからず。 ☆ ノボテル レ・アール    これもバスの運転手さん情報です。    未確認ですのであしからず。 ☆ 北駅 ☆ パリ・リヨン駅 ☆ ベルシー・ヴィラージュ   Cour Saint Elilion のワインビストロNicolasの近く ☆ 公衆トイレ    あまりお勧めしたくありませんが、緊急の時には役立つ事でしょう。    トイレが故障さえしていなければ!     公衆トイレリスト(PDFです)    (住所のみで分かりにくいかもしれませんが、パリのすべての通りの名前の載った地図を買うと便利です。パリの空港のキオスク、パリ市内の本屋さんで売っています。) ☆ ルイヴィトン ジョルジュサンク本店    基本的にお買い物をされる方用です。 ☆ ルーブル美術館、オルセー美術館、エッフェル搭など、主要の観光地(館内) ※ また新しい情報があれば追加していきます。

焼けるかと思いました

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昨日の夜、なんだか外が騒がしいので、窓から通りを覗いてみると消防車が2台とおまわりさん達がなにやら作業しています。 ニャーニャーと尋常じゃない猫の鳴き声がしていたので、溝に挟まった猫でも救助しているのかな?なんてのんきに構えていました。 なかなか立ち去らない消防車を見て、「外にでてみるか」と相方と外に出ようとしたら廊下中が喉を突く煙の匂いで充満! 猫の救助じゃなくて、どうやらうちの建物が火事の様子!! ニャーニャー鳴いていた猫は隣の人の猫で、先に猫をかごに入れて自分たちだけ外に出ていたのでした・・・。 消防士の人も私たちが窓から覗いていた姿を見ているのに、皆何も教えてくれないなんて、どういうこと??? まあまあフランスだからな、と思いつつもそそくさと貴重品を持って外へ出ました。 原因は1階のレストランの暖炉からの火。 ・・・。 このレストラン昔から言いつけも守らず、クーラーを勝手にあちこちに取り付けたり、暖炉の手入れもしておらず、住民の声も聞かずに営業している人たちなんです。 雰囲気はよく見えても、オーナーの経営方針は最悪です。 以前雑誌に載ったことがあり、そのときのシェフはもう辞めているのに未だにそのシェフの写真入の切抜きを入り口に貼り付け、この日もみんなが騒いでいる中、お客を案内してレストラン内で食べさせているのです。 消防士がレストラン内で火消し作業しているのに! 雰囲気がよく、おいしそうなレストランに見えるので結構人は入っていますが、このずさんな経営方針やサービスの悪さは良く聞いていた話しです。 Zinc d'HUGOは絶対にお勧めしません! そうこうしているうちに、2時間後にはボヤもおさまり消防隊も撤退して、夜中にチェックのために1度だけ戻ってきてくれましたが、何事も(うちのアパートは)起こらずに済み、安心して寝ることができました。 最近は人糞事件、パソコンが壊れる(関係ないか?)、そしてこのボヤ事件と、「はやくこの建物から出て行きなさい」と引越しを促す声が聞こえます。 本当に引越しの計画してよかった、そして引越しまでの間にこれ以上何事も起こりませんように! みんなが「えーっ、もったいないなんでマルセイユなんかに引越しするの?」と言います。 でも田舎風でおしゃれな街エクス・アン・プロヴァンスにはもううんざりです。 旅行くらいなら実態を知らないで済む...

パソコン壊れました~(泣)

一部の人はもう知っている事ですが、パソコン壊れました~・・・。(泣) 2005年以来の5年ぶり。 ノート型だからなのか、サンシャイン牧場のやりすぎか、立ち上がらなくなりました。 フランスのことですから修理屋さんは、ヴァカンス中で留守です。 先週から壊れていますが、来週の月曜日にやっと、直るのか買い換えなければならないのかが分かります。 (時間かかりすぎっ!) なので、調べ物、資料の作成などがはかどらができない状況です。 え、でも今ネットにつなげてるじゃないかって? 主人のPCからです。 フランス語のPCなので、ホームページによっては日本語が中国語の漢字のように表示されたり、システムがうまく作動しなくて、ログインできないサイトも出てきました。 メールも届いていないかもしれません。 まったく不便な話です。 と、愚痴をいったところですっきりしましたので、今後の予定をお知らせします。 9月4日頃、エクスのアパートを出て、郊外のYさん宅へ仮住まい 10月はボーっと過ごす予定 11月11日~30日まで日本へ一時帰国(東京だけではなく、関西、九州へも行きます。) 12月 マルセイユのアパートに住み始める、よ・て・い マルセイユのアパートは改装工事が必要なので、エクス郊外のYさん宅をお借りするのですが、工事が早く終われば10月中にもマルセイユへ引越しできるかもしれません。 お仕事のお問い合わせ、調べ物、アポ取り、資料作成、すべてに時間がかかっている状況ですが、できるだけ早めにお返事しますので、ご容赦くださいませ。 日本は残暑が厳しいようですが、お体にはくれぐれも気をつけて・・・

エクス・アン・プロヴァンスのマルシェ

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今の時期、色とりどりの野菜や果物がマルシェで見かけられます。 観光客の方たちが写真を撮っていく様子も見られます。 「せっかくだから見ているだけではもったいない。」 野菜やくだものの写真を撮っている人を見るといつも思います。 「これ、おいしいんですよ~」と思わず教えてあげたくなりますが、こう見えても私は内気です。(本当です) なので、この場で言っておきます。(笑) 今の季節おいしいくだものは”レンヌ・クロード” Reine Claude プラムよりも少し小さく、緑色をしています。 洗ったら、皮のついたまま食べます。 これなら旅行中でも食べやすく、ビタミン補給には最適です。 しかも甘酸っぱくておいしいので、止まらなくなります。 似ているプラムがあり、reine claudeと書いていなければおいしさ半減です。 野菜の方はトマト、”クール・ド・ブフ”Coeur de beuf 本当の発音は大変難しく、クール・ド・ブフと言っても通じません。(笑) あえてカタカナにするなら、カァ~・ド・ブフ?クゥァ~・ド・ブフ?、まあ指を差して買いましょう。 「牛の心臓」という意味で、確かにひだひだが多く、心臓のように見えます。 大きなトマトで水分をたくさん含んでいます。 色は、赤、グリーンレッド、オレンジ、黄色と様々 とても柔らかいので、持って帰るのに気を使いますが、こちらもおいしいので良く買います。 私たちは単純にスライスして、岩塩とオリーブオイルをかけていただきます。 黄色は甘みが多く、緑っぽいのは酸味が多めです。 トマトのステーキ エクスの朝市は市役所横の広場、リシュレム広場で毎朝やっています。 プロヴァンスの生産者が多く、土日はビオのマルシェも多く出ます。 見るだけでも面白いですが、是非お味見してみてください!

エクス、最後の夏・・・

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今年プロヴァンスの夏は過ごしやすいのです。 日本の夏は大変な酷暑のようで、申し訳ない気がします。 とは言え、日差しが強く乾燥しているので、今年も日焼けしてしまいました。 肌が弱いので、弱めの日焼け止めに、帽子とサングラス、自分なりに完全防備のつもりなのに、なぜか黒いぞ。 ミラボー通り 今年はエクスからマルセイユへ引越しをするので、エクスで過ごす夏は最後になります。 マルセイユから近いので遊びには来ると思いますが。 向かいの教会に映った影。隣の屋根の修理中。  マルセイユのアパートは改装工事が必要なので、実際住み始めるのは、早くて10月下旬、遅ければ12月になるかもしれません。 途中ネット環境が使えなくなる時期も出てくると思いますが、どうかご容赦を!

オランジュの音楽祭2010年 チャイコフスキー

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一人のときは散々フランス中旅行していて、南仏は全部行った気になっていたのですが、オランジュは今回初めて行きました。 そもそもパリのCちゃんがこのコンサートだけは行きたいと、誘ってくれたのがはじまり。 しかも前日に話は決まり、チケットもあるらしく、例のごとく相方に運転してもらい、エクスから1時間ちょっと、行ってしまえとばかりにすぐに決めました。 この古代劇場と凱旋門しかなくアラブ人が多いと聞いていたのですが、街はきれいでかわいい雑貨屋もあるではないですか。 レストランも感じの良いカフェが多く・・・ ? 古代ローマ時代の劇場の中でも保存状態が良いそう 民族衣装の女性達、パンフレットを売っています。 引越しがなければ買いたいところだけど・・・今買って荷物を増やす気には・・・。 センスの良いお店が意外とありました。 レストランやカフェも素敵なテラスで、思わず入りたくなる感じです。しかし・・・お味はイマイチ。アペロで頼んだグラスのニワトリがかわいいので、グラスの写真のみ。お食事はあえて載せません! 開場したて、人がまばらに。 遠くにはヴァントゥー山 夕暮れでとてもきれい。この時期の夕暮れは9時過ぎです。 ふと気がつき、振り返ると人でいっぱい。人々の顔に酔いそうになりました。すみません。 ステージの上にはカエサル チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番と交響曲第6番。オーケストラはボルドー国立オペラ座のメンバー。指揮者は黒人の方でした。 凱旋門は車窓から とてもよい機会でした。 こんな感動的な場所でしかもクラッシックのコンサートなんて、見る機会なかなかないですもの。 野外のコンサート会場にしては音響に優れているとは聞いていましたが、この日はなんとも強い北風のミストラル。 音が飛ばないわけがありません。 演奏者の楽譜も風に乗り飛ばされていました。(苦笑)