南仏のクリスマスは、パリや北の地方に比べると華やかではありませんが、地味ながらにも街中のあちこちでクリスマスの飾り付けが見られます。 そんな街の様子を写真に撮りました。 上の写真は市庁舎前。 今年のツリーはシンプルです。 リボンもオーナメントもありません。 ロトンド広場から観光局方面のマルシェ・ド・ノエル。 サントン人形が並んでいます。 手前のおじさんは、私の大好きな焼き栗を売っているスタンドです。 エクスの焼き栗は、ここと市庁舎横の広場Place Richelmeにあります。 プロヴァンスのクリスマスには欠かせないサントン人形。 キリスト誕生のお話を人形で言い伝える風習があります。 教会には大きな人形が飾ってあるクレーシュがありますが、このサントンは手のひらに乗る小さい人形です。 その昔宗教戦争で、キリスト教が禁止されていた時代があったらしく、教会が封鎖されていた時代にマルセイユの職人が家でもクレーシュを飾れるようにと、小さな人形を作ったのが今の名残です。 プロヴァンスの人々にとっては、大変意味のある人形なのです。 街角写真。 ビストロのテラス用の椅子たち。 いつもいい味出しているな、と気になってみていた椅子たちです。 今日は思い切って写真に撮りました。 ミラボー通りのマルシェ・ド・ノエルでは、プロヴァンスのお土産やアーティストの雑貨、お菓子などが売っています。 街角です。 噴水の苔もうまい具合にバックのお店のデコレーションにマッチしています。 雑貨屋さんのウィンドー。 インテリアショップのウィンドー。 プロヴァンスのクリスマスは本当に地味なのですが、モビールがかわいかったので撮りました。 アップにすると、Noel 2010と書いてあります。 Noelとは、クリスマスの事です。 ふとした所がお洒落ですね・・・ レストランの入り口にあったリースをパチリ、靴下だけでかわいくなるもんですね! ミラボー通りのイルミ今年もLEDライトです。 こちらは新市街の様子。