ノルマンディー上陸大作戦パート2 林檎の礼拝堂 

正式にはサン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂と言う名前です。
日本人芸術家の田窪恭治氏が家族でこの村に住みながら修復をした礼拝堂です。Saint Martin de Mieuxという村の中にあり、前もって村役場に電話して開けてもらう約束を取りました。そうでなければ4月下旬はまだ開いていないんだそうです。
ファレーズという村の観光局へ問い合わせすると良いと聞いていたのですが、メールでは開封通知は来たものも、返事がなし、
さすがフランスだ。
観光局へ電話をしてみたらある女性の名前を教えてくれ、そこに電話して欲しいとの事、電話をしてみると感じの良い方がでました。
でもこの女性は妊娠中で自分が案内できないので、他の方になると言われました。
実際行って見ないとどうなるか分からない・・・かんじでしたが。

大丈夫でした!
外観。
屋根が光って見えていますが、この屋根が特徴的なんです。

 隣にはニワトリを放し飼いにしている柵に囲まれたすぺースあり。

案内してくれる方を待ちながらまわりを見学。
建物のすぐ隣には荒れたお墓の跡。
十字架が倒れています。
でもこれもきれいだなと思いつつ、写真を撮りました。

 鋼鉄の扉にはこの林檎の礼拝堂の修復に当たった人達の名前なんでしょうか、が刻まれています。
その中には出資したスポンサーはもちろん、たくさんの日本人の方のお名前も。
作業に携わった方なのかな?
名前がこんな形で残るなんて、なんだかうらやましい。

 建物にちょっと近づきますね。
先ほど特徴があるといった屋根の部分、わかりますでしょうか?
よーく見るといろんな色が付いています。
屋根の部分がステンドグラスみたいになっているんです。
お天気の良い日はここからカラフルなきれいな光が差し込むのでしょう。
(私達が行った日は、曇り一時雨でも晴れ間もある複雑なお天気でした。)


案内をしてくださる方が小さな愛犬と共に車で到着しました。
中に入ります。
外も寒かったのですが、中もひんやり。

ガイドをしてくれたムッシュは昔高校の先生だったそうです。
すみません、何の専攻か忘れてしまいました。
その高校で田窪氏の息子さんを教えていたそうです。
自慢げにお話してくださいました。

 壁に描かれた林檎の木の絵。
実は「描かれた」ものではなく、初めに何層もの色を重ね最後に白い色で塗装した壁だったんだそうです。
その壁の色の塗装を削って削って下に隠れていた色を出す、というなんとも複雑な技法です。
かなりの作業量だったのではないかと想像いたします。
アップ。


 外に移る景色も美しく。

 これが屋根の部分。
わかりづらいですが、木組みの屋根にガラスの瓦が組まれています。

 このステンドグラスが中から見られるのは全体、ではなく礼拝堂の奥の方だけです。
補強の関係で途中まで屋根の下を漆喰?または土地壁のようなものでしょうか、で補強しなければ崩れ落ちてくる可能性があり、補強してあるので隠れているとの事。
しかしステンドグラスの屋根を作ってみたらきれいだったので、奥の部分は木組みの見えるままに残したような事をおっしゃっていました。
間違えていたらすみません。
確かに、そのままにしたほうが光が入り込み、大変美しいのです。
写真では分かりずらいので残念ですが、実際にステンドグラスの下にいるとその美しさがわかります。

 作業中の風景。

 これがガラス製の瓦。
屋根に使っているものと同じものだとか。
売っていました。笑


入り口の扉です。
写真を撮りたいのであけていただけますか?と頼みました。


開けてもらうと、外の大木と合わさって、まるでこの木に林檎がなっているみたいでした。

こんな素晴らしい建物がみられて感激でした。
ありがとうございます。

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