エクスでのピカソとセザンヌ展 Picasso&Cezanne au musee Granet

いつも遅れてブログを書く私。
いろんな事が溜まっているのですが、その前に旬な記事をひとつ。

今エクス・アン・プロヴァンスのグラネ美術館でセザンヌとピカソ展をやっています。
それから、ピカソが3年間だけ住んでいた、エクスからほど近いVauvenarguesヴォヴナルグという村のお城を現在公開しています。
ヴォーヴナルグのお城の公開は今回が初めて。現在はピカソの妻だったジャクリーヌの娘が住んでいるそうで、やっとのことで公開まで漕ぎ着けたようです。
ですので、今回が「最初で最後」と言われています。
公開は9月までですが、すべてのチケットは売り切れになっているそうです。

お城の方のチケットは持っていませんが、グラネ美術館のピカソ&セザンヌ展に行ってきました。
日曜日の午後3時半ごろ行きましたが、混んではいませんでした。
フランス人のガイドさん付きのツアーを予約していきました。

会場内は撮影禁止なので、入り口の写真しかありませんが、ピカソのセザンヌに対するオマージュと言うか憧れというか? セザンヌの絵を基にしたピカソの絵とお城で暮らしていた時の作品がほとんどです。
でもセザンヌの絵を真似たにしては、ピカソの絵ですから全然違う物になっていて、解釈するのが面白かったです。
若い頃のセザンヌはデッサンが下手でコンプレックスを持っていて、ピカソはその逆でデッサンに長けており、2人ともデッサンの勉強した場所が、この会場のグラネ美術館なのです。
デッサンの下手だったセザンヌも画家としては大変な人物となったわけですから、おもしろいですね。
逆にシュールレアリズムのピカソの絵からは、デッサンが上手だと言う事が想像出来ず、こちらも面白いなと思いました。

ピカソとセザンヌの2人が実際には会ったことがないとどこかで聞きましたが、本当ですか?



ピカソ・セザンヌ展のチケット(裏面)
Billets d'exposition Picasso Cezanne


グラネ美術館入り口
l'entree du musee Granet


グラネ美術館となりのサン・ジャン・ド・マルト教会
Eglise St-Jean de Malte qui se situe a cote du musee Granet


教会を訪れたのは夕方6時ごろ。
パイプオルガンが鳴り始め、ミサの始まりです。






セザンヌがよく散歩した道に記されているマーク。(地面)
Cet embleme est sur des chemins ou Cezanne qui se promenait

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