投稿

7月, 2009の投稿を表示しています

ラヴェンダー情報2009 パート4 見頃です!

イメージ
行って来ました、セナンク修道院。 7月22日、ラヴェンダーは満開です。 ここセナンク修道院のある場所は、プロヴァンスでも北の方に位置するので、エクスの街中とは違いラヴェンダーが咲くのが少し遅いようです。 実は街中では散々見ていたラヴェンダー、こんなに田舎で見るとやっぱり感動します。 でもこの日はとても日差しが強く乾燥していて、冷房の効かない家の車で行ったのでバテてしまいました。 本当はラヴェンダー街道を見に行きたかったのですが・・・ 来年は行きたいな~ プロヴァンスの夏は体にきつい夏です。 日差しも風も乾燥も肌を突き刺し、日本とは違う暑さです。 皆様もお体に気をつけて! 南仏プロヴァンスより暑中お見舞い申し上げます~ 満開です! そこらじゅう良い香りが・・・ 何度も言いますが、セナンク修道院の前は麦です 上からラヴェンダー畑を見たところ 2009年7月22日セナンク修道院にて

エクスでのパリ祭

イメージ
またしても、約1週間遅れで旬ではない記事ですが! というか、ブログをマメに更新している方の気が知れないです。 毎日の生活って忙しいですよね?(言い訳) エクスのフランス革命記念日は、ロトンド広場の花火がメインです。 エクス在住が長かった友人から聞いていたのは、ミストラルが吹くと中止になってしまうそう。 今日は大丈夫そうです。 音楽と共に始まり、よく花火が見えるように、小さい子供のすぐ後ろに陣取りスタンバイOK! と思いきやデカイ家族が自分達の前にやってきて、目の前が家族の背中になってしまいました。 でも大丈夫、心配していましたがちゃんと見えました。 東京の花火のように、ドラえもんとかハートマークとか、そんなものはありません。 クラシック音楽に合せて打ち上げられる花火は、ものの10分くらいで終わってしまいましたが、なかなか見ごたえのある良い花火でした。 始まる前の雰囲気、ミラボー通りが人でいっぱいです 花火が始まりました! 滝のような花火(写真:エリック) アーティティックな花火 (写真:エリック)

エクスの演劇フェスティバル2009 地獄のオルフェ Festival d'aix en Provence 2009 Orphee aux enfers

6月30日 エクスの演劇フェスティバルの一環として、旧大司教館アーシュヴェシェ劇場でオッフェンバックの「地獄のオルフェ」がプレオープンで再演されました。 恥ずかしながら、オッフェンバックの名前は知っていましたが、あの曲を書いた人とは知りませんでした。 「地獄のオルフェ」ではピンと来ない人もいると思います。 この題目から私は悲劇なのだろうか?と勝手な想像。 なんて間抜けな事言ってるのとお思いの人もいるでしょうが、この演劇は喜劇であのフレンチカンカンで有名な「天国と地獄」なんだと私は当日知りました。 日本では運動会や、なんか急いでいるときに思い浮かぶあの曲です。(笑) 舞台装置も役者の人たちも演奏もとても良かったです。 最後のフレンチカンカンも最高でした。 久しぶりに感激する舞台を見ました。 と言っても最近は滅多に演劇など見に行かなかったので、最後に感激したのは何年か前にNYで観たブルーマンです。 大昔、学生のときにアルバイトでシアターアプルのもぎりをしていた時は、鼓動やMOMIX、吉田日出子さんの星の王子様やピアフの生涯をミュージカルにした物などコマ劇場のコーラスラインなども観させてもらいました。 ああ~なつかしぃ。 また演劇熱が復活しそうです。 フランス語ですが7月16日にネットで観られます。 オッフェンバックの「天国と地獄」

マルセイユでお料理教室

イメージ
今回マルセイユで初めて(というか人生で初めて)のお料理教室に行ってきました。 私の事をご存知の方は、ええっーどうしたの? と言うでしょう。 でもこれが楽しいんです。 フランス人のマダムE先生に教わるフランスのレシピ。 何が楽しいって、何が起こるかわからないんです。 今回のメニューは 前菜 :  さくらんぼのチャツネ メイン :  イカのファルシ デザート : イチゴのティラミス 前菜。 まずチャツネってなんですか??って思いますよね。 聞いたことあるけど。 カレーなどに入れるフルーツペーストの事らしいです。 さくらんぼのチャツネの上に羊のチーズをのせ、甘辛で食べます。↓ デザート。 イチゴのティラミス。 カフェは入っていません。 マスカルポーネチーズとシャルロットを使います。もちろんイチゴも。 絶品です↓ そして、メインのイカのファルシ。 わざとじゃありませんが、写真を撮り忘れました! ファルシは詰め物のことです。 私はイカ飯のような物を想像していました。 中に詰めるものはエシャロット、ハム、パセリ、パン粉がメインです。 以上のものを炒めてイカに詰めるのですが・・・詰めるんです。 ファルシ=詰め物ですから。 ・・・ ・・・ 何か詰めるにしては、イカが小さくないですか? と言うほどの小ささで、日本で言えばホタルイカみたいな大きさでした。 そんなちっちゃいイカがいっぱい! 詰めると言うか、乗っけてました。(爆) 出来上がり、イカの詰め物ではなく「炒め物」のようになっていましたが、味は大丈夫でした。 マダムEはイカを間違えて買ったのか、膨らむとでも思ったのかは分かりませんが、そのイカしかないんだからやるしかありません。 そんな和やかなお料理教室でした。

ローマ遺跡の多い街アルル Arles

イメージ
アルルには何回も来ているので、闘牛場やローマ遺跡の記事は書きませんが、今回はサン・トロフィーム教会と郊外にあるゴッホの跳ね橋の写真を載せます。 この教会はロマネスク教会です。 ローマ遺跡とは違って繊細な造りで、タンパン(正面入り口の彫刻)のお話はとても興味深い物です。 アルル自体は小さな街ですので、半日あれば十分です。 あまった時間で、近郊の町を訪れるといいでしょう。 なんだか分かりませんが、中世の衣装で行進。 レピュブリック広場。 市庁舎やサン・トロフィーム教会のある広場。 サントロフィーム教会の回廊 昔井戸だった サントロフィーム教会の回廊 タンパン(教会の入り口の彫刻) 「最後の審判」のお話が彫刻で表されている ゴッホの跳ね橋 アルル中心街から離れたところにある。車でないと面倒。 近くの橋で川に飛び込んで遊んでいる子供達がいた。 写真を撮るときは気を使ってどいてくれた。

ピエール・カルダンに出会える村 ラコスト Lacoste et le chateru de Pierre Cardin

イメージ
正しくは、ピエール・カルダンのお城のある村です。(最後に写真もあります) ラコステではなくラコストと読みます。 この小さな村には、ピエールカルダンの所有するお城、ピエール・カルダンの事務所、そして新しく作っているピエール・カルダンのホテルがあり、プロヴァンスのニュースでもやっていましたが、ピエール・カルダンのおかげで有名な村なんです。 ここで私達は、新しいホテルの建設に立ち会っていたピエール・カルダン氏に偶然会ってしまいました。 知り合いの一人がピエールカルダンに気づくと、スタッフの人がすぐに「写真を撮ってあげようか」と親切に言ってきたので、せっかくだから撮ってもらいました。(苦笑) 建設中のホテルの階段でこけている、おじいさんになった彼を見てなんだか哀愁を感じました。 ピエール・カルダンと言っても、60年代にセンセーショナルな洋服のデザイナーだと知っている人はまだいるのでしょうか? 日本ではライセンスを買い取り、ハンカチや服飾雑貨等で彼の名前をいまだに見る事が出来ますが。 今ではむしろ時代遅れのデザインと思わざるおえません。 でも家に帰ってびっくり、知らずに買っていた財布がピエール・カルダンでした。(笑) 遠くに見える村は、こちらもかわいい村ボニューです。 廃墟に見えるこのお城がピエール・カルダンのお城です。 もともとこのお城はサド・マゾで有名な、18世紀のサド侯爵のお城だったのです。 廃墟のお城の隣には、変な銅像があります。 パスティス広場とでも言うのでしょうか?普通の人のお家にありました。 ピエール・カルダン氏 現在87歳。 素肌にジャケットが素敵です(笑)

南仏リュベロン地方ルシヨンのレストラン Restaurant a Roussillon

イメージ
6月13日ルシヨンに行ってきました。 村を歩いていると、お土産屋さんの入り口に不思議な日本語らしき文字が・・・ 鴨のフォアグラを訳したかったようですが「鴨の肝」と書いてあるんです。 鴨の「甲」と「鳥」の間が空きすぎていて、「・・・・」が鳥偏の一部だと気がつくのに時間がかかりました。 誰が教えたんでしょうか? それはさておき、レストランは村を少し下ったところに1件だけぽつんと建っています。 素敵な建物で、気取らない雰囲気です。 お昼のメニューは16ユーロで、前菜+メイン+デザートまで付いています。 と言っても私達は4人でお昼には遅い時間に行ったので、ランチは1人分しか残っていませんでした。 私は鴨肉の入ったサラダを頂きました。 おいしいのですが、しょっぱかったです。 ランチのコースを味見させていただきましたが、これがおいしくてお気に入りの1店舗となりました。 「鴨の肝」だそうで・・・ レストラン 私の食べたサラダ。一品料理はお得感がないんです。 ランチの前菜サラダ メインのトマトファルシ 相変わらず圧巻な景色 Restaurant "Le Piquebaure" Route de Gordes Les Estrayas 84220 ROUSSILLON tel: 04 9005 7965