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フランス王承継者ルイ20世はベネズエラにいた

ルイス ・アルフォンソ・ゴンサーロ・ビクトル・マヌエル・マルコ・デ・ ボルボン ・イ・マルチネス=ボルディウ というなんとも長い名前の通称 ルイ・ド・ブルボン つまりフランス王承継者、 ルイ20世 を名乗るこの方ははベネズエラに暮らしているんですって。  なんでも銀行家だとか。 奥様はベネズエラの方で、それでベネズエラに住んでいるのでしょうか。 フランスとは縁が薄くなっていますね・・・。 一時期スペインに承継者が移り、スペイン王となった後おじいさんであるアンリ6世がフランス王だと認めてからフランス王承継者が復活したようです。 フランスのお昼のニュースの特集で、初代フランス国の王様クロヴィスの戴冠式が行われたランスにルイ・ド・ブルボンが訪れている映像が流れていました。 ちょっと品のあるといったら品のある方、でも普通の人と変わらないようにも見えます。 小学生の子供たちがこのランスの教会を見学に訪れていました。 この人が王様の子孫?というような感じで興味深そうな子供たちでしたが、インタビューされた子供は「僕は共和制の方がいいな王制反対)」(笑) そりゃそうですよね。 日本も天皇制が残っているように、王様のいる国って結構あるんです。 無くなって欲しくないですね。 Wiki  

エクスアンプロヴァンスのBIO菜園

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先日、久々にBIOつまりオーガニック野菜を自分で刈り取り購入が出来る菜園へ行ってきました。 エクスから車で10分程の郊外です。 実は摘み取りをしなくても(笑)店内でBIO野菜が購入できます。 たまねぎ0.95ユーロ/キロ すべて計り売りです。 冬なので野菜が限られていますが、フヌイユ(フェンネル)やブレットなどの野菜がでています。 レタスもありました。 手でちぎらない様にとレジでナイフをもらいます。 上の写真はフヌイユ(フェンネル)香りが強い野菜です。 スーパーで見かけるのより小ぶりです。 オリーブオイルで炒めて食べるとおいしいんです!  私達は、ブレットという他の野菜も摘み取りました。(上の写真がブレット) ブレットは味がほとんど無く、かすかに土の香りがします。 (洗っていないわけじゃないんですよ!) そして夕食に、相方が買ってきたイタリアンのお惣菜とともに、この日摘んできた野菜も一緒にいただきました。 ワインもお忘れなく(笑) この日はイタリアのワインです。 上の写真で、ラビオリを共にお皿に乗っているのがBIOのお店で買った、ズッキーニ、黄色いカブ、そして摘み取ったフヌイユです。 南仏に来てから野菜をたくさん食べるようになりました。 簡単な料理が一番おいしく野菜を食べられます。 プロヴァンスのオリーブオイルとカマルグの塩があれば、あとは何もいりません!

スピリチュアル体験マグダラのマリアに会いに聖地サントボーム山へ

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前から興味があり会ってみたかった人です。 33年間洞窟で暮らし、天からのキリストの声を代弁してきたマグダラのマリア。 マルセイユから車で1時間ほど、山の中を走って行きました。 景色のきれいな道を進みサントボーム山脈の麓が出発地点に到着です。 お手洗いを借りようと入った施設の中では、マグダラのマリアについての説明を展示してあります。 洞窟にいる間に伸びた長い髪を体にまとっていたのだそうです。    出発地点は快く受け入れてくれているかのようです。   山の中に入る前に注意書きが。 花を摘んではいけません。 そしてこのマーク、あまり見かけた事がありませんが「静かにお願いします。」 聖地なので、お静かに・・・ という事なのでしょう。  山道を1時間歩きます。 この日は前日に雨が降ったのか道がドロドロになっている所もあり、湿気も多かったです。 こんな雰囲気はまさにマグダラのマリアに会いに行くにはぴったりなのだな、と思いました。 可憐な花たち。 摘みたくなる気持ちもわかります。(苦笑)  右側の虫に食われてボロボロの木。 そんなかわいそうな木に左側の木がもたれかかっています。 苦しい状況でも他の人を助ける・・・キリストかと思いました。 GROTTE=洞窟です。 歩いている途中、いろんな事を考えました。 マグダラのマリアは何を考えながらこの山道を歩いたんだろうか・・・。今みたいに道なんてなかったんだろうな・・・。 相方は写真取りながら来てるから遅いな・・・。 先に洞窟に行って休んでいるか・・・。 あ、本当は無心で歩かなきゃいけないのかな・・・。 等々。(笑) しばらくすると建物が山の上に見えてきました。 今は家の様な建物になっているけど、マリアがいた頃は洞窟だけだっだのでしょう。 階段をあがり扉にたどり着くとキリストが十字架に掛けられている場面が出てきます。 そして、念押しで「シーッッ!」 さらに上に上がってもお静かにの看板があります。(笑)  イエスの足元にいるのがマグダラのマリア 右側に頭や腕を取られた銅像たちがゴロゴロありました。 宗教対立や戦争の際に壊されてしまったのでしょう。 洞窟からは壮大な景色が見えます。 遠くにはセザンヌが描いていたサントヴィクトワール山も見えます。  そしてこれが洞窟の入り口・...

マルセイユの駅情報とコインロッカー

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TGVの発着する駅、 その名をGare Saint Charles「サンシャルル駅」と言います。 TGVだけではなく、市内の中心地へ行くメトロや長距離バスの発着地点もここにあります。 上の写真は旧型の駅の部分です。 駅を出て左側に中心街へ抜ける大階段があります。 駅正面向かって左側マルセイユ・プロヴァンス大学側に新型の駅舎があり、ガラス張りの近代的なつくりになっています。 全体的に見ると新旧半分に分かれている不思議な駅です。 コインロッカー あえてコインロッカーと書きましたが、 荷物預かり所 です。 コインロッカーはありません。 荷物を預ける場所は、駅正面向かって一番右側のプラットフォームAの奥の方(パリ方面)へ進みます。 トイレや待合所を通り過ぎると 「Consignes Bagage」 と書いてある場所が荷物預かり場所です。 空港のX線検査のように、荷物だけ通して、お金は窓口で払うシステムです。 値段は、4ユーロ~8.5ユーロ、荷物の大きさによって変わります。 最高72時間まで。 荷物を預けたら、では近郊へ行ってみましょう~。 マルセイユから行ける街 <電車コート・ブルー線> ニオロン、キャリー・ル・ルエ、ソセ・レ・パン、レスタック、マルティーグ <電車長距離線> カシス、シオタ、ニース、トゥーロン、リヨン、アヴィニョン、アルル、タラスコン、もちろんパリも <バス> エクス・アン・プロヴァンス、オーバーニュ、マルセイユ空港、カヴァイヨン、カルパントラ、ニース、マノスク、、フォーカルキエ <長距離バス・ユーロライン> スペインのバルセロナやイタリアのミラノやフィレンツェなどのフランス国外への移動がバスでできます。 格安ですが、バスに乗っている時間が長~~いので元気な方にお勧め。 でも私はこのバスでバルセロナまで往復19ユーロで行きました。 (予約とバスに乗る前のチェックインが必要) http://www.eurolines.com/ 大階段から見えるノートルダム・ド・ラ・ギャルド大聖堂.。 駅に着いて時間が合ったら見る価値ありです。 船だけは、もちろんサンシャルルという訳にはいかず、旧港から船が出ています! <船> カランクめぐり、イフ島、フリウール島 遠距離になると、コルシカ島やアルジェリアへなどへの船もでています。 残念ながら駅は物騒な雰囲気があります。 実際...

マルセイユのロンシャン宮

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マルセイユ4区のサンク・アヴェニューというシックなカルティエからすぐのこの公園、元はデュランス川から水を引くための給水施設用に19世紀に作られました。 その後宮殿が増築され、現在は自然博物館とマルセイユ美術館になっています。 マルセイユ美術館では、パリではあまり見られないエコール・ド・プロヴァンスの作品が展示されています。 この銅像は凱旋門の下、水の吹き出し口から闘牛に引かれ荷台に乗った女性像です。 カマルグの闘牛がモデルになっている銅像。 お城の噴水を町に向かって引いている闘牛たち。 近くでみるととても迫力のある彫刻です。 遠く左側にはノートルダムドラギャルド。 公園の正面の道を下っていくと下のような町並みになります。  すべて19世紀に建てられたもの。 真ん中にはトラムが通っていてます。  右側に建築された年が刻み込まれています。 美しい建築ですね。 こんなアパルトマンに住んでみたい! このロンシャン宮を背にして歩くとカヌビエール通りにでます。 このあたりからアラブ人が増えて、雰囲気がガラッと変わります。 ロンシャン宮の設計には、ノートルダムドラギャルドと同じ建築家が携わっています。