バルジャック村の村長さんと日本からは洋菓子のフラワーご一行様
フランス時間に流されて、なんと約束の時間に30分遅れてしまいました。
それなのに、3時間も面会の時間を取ってくださって、おまけに村の案内までしてくださって、おまけにお土産までいただいて、おまけにアペロまでご馳走になり・・・。
お世話になりっぱなしでした。
なんていい村長さんなんでしょう。
市庁舎にて村長さんエドアール・ショーレ氏とフラワーの植松氏
植松氏から村長さんへのお土産は、お祖母さまの代の和菓子やさんの時代から使われていた大変縁起の良いもので、結婚式の引き出物に使われるお砂糖の型だそうです。
市庁舎の屋上にて、バルジャック村長さん、フラワー植松さんとスタッフの白崎さんと西原さん
村の小さな八百屋さんです
お土産屋の広場と向いには旧市庁舎
17世紀の雰囲気が残る石作りの建物が多く、とてもかわいい村です。
村長さんの案内で村を全部見て回りました!
バラのきれいな季節で、あちらこちらでバラが咲いていました。
お茶をご馳走になっている間、今問題になっている記事の説明をしてくれている村長さん。
なんでもご自身の記事なのですが、今フランスではシェールガスを導入しようとしている地方、区画があり(マルセイユもそうなるかもなんです)、こんな危険なガスの採取法、または使用法は取りやめにして欲しいと、反対運動を起こしたそうです。
そのおかげで Totalから訴えられるかもしれないとの事。
訴えられる事なんかがもし起きたら、バルジャック村まで行って反対運動しますよ!
(シェールガスは自然のガスなので一見よさそうに見えますが、そんな地底深く掘り起こしてガスを地上にもって来たならば、地盤がおかしくなるのは当然のこと、そして水道水にもガスが含まれてしまう可能性があり、大変危険な事なのです。水道水にライターを近づけたら火が付いたニュースをテレビでもやっていました)
バルジャックの村長さんを囲むフラワーのみなさま。
「未来の食卓」でも出てくる広場にて。
今回の面会内容は、日本からいらっしゃった洋菓子の会社フラワーの植松さんが、是非村長さんに会ってお話がしたいという事でこの旅の企画が始まりました。
洋菓子のフラワーさんは、 自分の畑で野菜や穀物を作っていて、材料からオーガニックを使用し、製品になるまでご自身とスタッフの方で作り上げています。
BIO、ビオ、オーガニックとは言うけれど、真髄には迫った事がなかったので、フラワーの植松さんのおかげで色々勉強になりました。
村長さんも植松さんとスタッフの方々が日本でされている事に、大変感心していた様子です。
そうそう、何故バルジャック村とオーガニックが関係あるのかご存知ではない方もいらっしゃるでしょう。
かく言う私も知りませんでしたので、いえ、「あ~、そういえばそんな事ありましたね」くらいにしか思っていなかったのです。
バルジャック村はエドアール・ショーレ村長さんの意見で、学校給食をオーガニックを導入しようと始めた村なのです。
その事がフランスで2008年映画に取り上げられたのです。
簡単に給食をビオにするったって、大変なことなんです。
でももし今後BIOを取り入れていかなかったら、映画の仏語タイトル" Nos enfaints nous accuseront"のように子供たちはいつか私達(大人)を告発することでしょう。
(日本語タイトルは「未来の食卓」です)
なんでも監督さん自信が癌になられたそうで、何故普通の生活を送っている自分が癌になったのか?
原因は食事だったそうです。
癌になる要素のうち70%が環境から来るもので、そのうちの30%は公害のせいで、40%は食べ物のせいなのだそうです。
(監督さん自らYoutubeで語っています)
実は私はこの映画見ていないのです。
2008年の映画で当時頭には入っていたのですが、重い内容の映画を見る自信がない時期でしたので、見ずに終わってしまったのです。
フラワーの植松さんは映画の上映権を買い、日本で上映会を行われたそうです。
「普通の食事」、今私達がしている「普通の食事」は大変危険なものなのです。
お酒を飲まなくてもタバコを吸わなくても癌になる要素を誰もが持っているという事になります。
かと言って経済的に高くつくビオを毎日食べるのは難しい事・・・。
私はまだ普通のスーパーで農薬まみれになっているはずの野菜を買っています。
まあ、私はどうでもいいですけど、お子さんがいらっしゃるお家やこれから子供を生もうと考えていらっしゃる方は要注意です。
オーガニック導入は誰かがしてくれるものではなく、自分の意識を変えて自分の力でどうにかしていかなければ何も進みません。
生産者の意識が変わらないことには今後もっと被害者が増えていくことでしょう。
日本での農薬使用率は世界で1番と言われています。
fフランスも多い方ですが、そのフランスがこんなにがんばっているのだから、日本も是非がんばって欲しいと思います。
思うだけではなく、自分にできる事を考えることが大切ですね。
貧乏だけど、BIOの店で食料買わなきゃね~(泣)とほほ。
今回お世話になりました、大阪の洋菓子会社様、バルジャック村の村長さん、いい機会を与えてくださって、本当に良い勉強になりました。
ありがとうございました。
洋菓子のフラワー
http://www.cf-flour.jp/index.html
バルジャック村の村長さんブログ
http://edouardchaulet.blogspot.com/2011/05/une-delegation-japonaise-barjac.html
長くなってしまいましたので、バルジャック村のステキな写真は別に投稿いたします。
※ 写真の掲載はバルジャック村の村長さん、株式会社フラワーの皆様から許可を得ております。
写真と文章の無断掲載は禁止いたします。
それなのに、3時間も面会の時間を取ってくださって、おまけに村の案内までしてくださって、おまけにお土産までいただいて、おまけにアペロまでご馳走になり・・・。
お世話になりっぱなしでした。
なんていい村長さんなんでしょう。
市庁舎にて村長さんエドアール・ショーレ氏とフラワーの植松氏
植松氏から村長さんへのお土産は、お祖母さまの代の和菓子やさんの時代から使われていた大変縁起の良いもので、結婚式の引き出物に使われるお砂糖の型だそうです。
市庁舎の屋上にて、バルジャック村長さん、フラワー植松さんとスタッフの白崎さんと西原さん
村の小さな八百屋さんです
お土産屋の広場と向いには旧市庁舎
17世紀の雰囲気が残る石作りの建物が多く、とてもかわいい村です。
村長さんの案内で村を全部見て回りました!
バラのきれいな季節で、あちらこちらでバラが咲いていました。
お茶をご馳走になっている間、今問題になっている記事の説明をしてくれている村長さん。
なんでもご自身の記事なのですが、今フランスではシェールガスを導入しようとしている地方、区画があり(マルセイユもそうなるかもなんです)、こんな危険なガスの採取法、または使用法は取りやめにして欲しいと、反対運動を起こしたそうです。
そのおかげで Totalから訴えられるかもしれないとの事。
訴えられる事なんかがもし起きたら、バルジャック村まで行って反対運動しますよ!
(シェールガスは自然のガスなので一見よさそうに見えますが、そんな地底深く掘り起こしてガスを地上にもって来たならば、地盤がおかしくなるのは当然のこと、そして水道水にもガスが含まれてしまう可能性があり、大変危険な事なのです。水道水にライターを近づけたら火が付いたニュースをテレビでもやっていました)
バルジャックの村長さんを囲むフラワーのみなさま。
「未来の食卓」でも出てくる広場にて。
今回の面会内容は、日本からいらっしゃった洋菓子の会社フラワーの植松さんが、是非村長さんに会ってお話がしたいという事でこの旅の企画が始まりました。
洋菓子のフラワーさんは、 自分の畑で野菜や穀物を作っていて、材料からオーガニックを使用し、製品になるまでご自身とスタッフの方で作り上げています。
BIO、ビオ、オーガニックとは言うけれど、真髄には迫った事がなかったので、フラワーの植松さんのおかげで色々勉強になりました。
村長さんも植松さんとスタッフの方々が日本でされている事に、大変感心していた様子です。
そうそう、何故バルジャック村とオーガニックが関係あるのかご存知ではない方もいらっしゃるでしょう。
かく言う私も知りませんでしたので、いえ、「あ~、そういえばそんな事ありましたね」くらいにしか思っていなかったのです。
バルジャック村はエドアール・ショーレ村長さんの意見で、学校給食をオーガニックを導入しようと始めた村なのです。
その事がフランスで2008年映画に取り上げられたのです。
簡単に給食をビオにするったって、大変なことなんです。
でももし今後BIOを取り入れていかなかったら、映画の仏語タイトル" Nos enfaints nous accuseront"のように子供たちはいつか私達(大人)を告発することでしょう。
(日本語タイトルは「未来の食卓」です)
なんでも監督さん自信が癌になられたそうで、何故普通の生活を送っている自分が癌になったのか?
原因は食事だったそうです。
癌になる要素のうち70%が環境から来るもので、そのうちの30%は公害のせいで、40%は食べ物のせいなのだそうです。
(監督さん自らYoutubeで語っています)
実は私はこの映画見ていないのです。
2008年の映画で当時頭には入っていたのですが、重い内容の映画を見る自信がない時期でしたので、見ずに終わってしまったのです。
フラワーの植松さんは映画の上映権を買い、日本で上映会を行われたそうです。
「普通の食事」、今私達がしている「普通の食事」は大変危険なものなのです。
お酒を飲まなくてもタバコを吸わなくても癌になる要素を誰もが持っているという事になります。
かと言って経済的に高くつくビオを毎日食べるのは難しい事・・・。
私はまだ普通のスーパーで農薬まみれになっているはずの野菜を買っています。
まあ、私はどうでもいいですけど、お子さんがいらっしゃるお家やこれから子供を生もうと考えていらっしゃる方は要注意です。
オーガニック導入は誰かがしてくれるものではなく、自分の意識を変えて自分の力でどうにかしていかなければ何も進みません。
生産者の意識が変わらないことには今後もっと被害者が増えていくことでしょう。
日本での農薬使用率は世界で1番と言われています。
fフランスも多い方ですが、そのフランスがこんなにがんばっているのだから、日本も是非がんばって欲しいと思います。
思うだけではなく、自分にできる事を考えることが大切ですね。
貧乏だけど、BIOの店で食料買わなきゃね~(泣)とほほ。
今回お世話になりました、大阪の洋菓子会社様、バルジャック村の村長さん、いい機会を与えてくださって、本当に良い勉強になりました。
ありがとうございました。
洋菓子のフラワー
http://www.cf-flour.jp/index.html
バルジャック村の村長さんブログ
http://edouardchaulet.blogspot.com/2011/05/une-delegation-japonaise-barjac.html
長くなってしまいましたので、バルジャック村のステキな写真は別に投稿いたします。
※ 写真の掲載はバルジャック村の村長さん、株式会社フラワーの皆様から許可を得ております。
写真と文章の無断掲載は禁止いたします。