マクロビ6日目 最終日・・・

最終日と思うとなんだか寂しくなって来ました。
皆が良い人達だから。

 今日のお昼はパエリアです!
玄米に刻んだインゲンマメとにんじんをいれ、切ったお魚を乗せてグツグツしてきたら表と裏を入れ替えます。

 最後にTAMARIをかけて出来上がり~
お米はあらかじめ炊いてあったものを使いました。
毎回そうでしたが、やわらかいものを良くかんで食べました。
いつも硬いパンやコリコリした野菜を食べている私達には、何か物足りない感じでしたが、病気の人やご老人には良いのだろうなと思いました。


 そして夜はかぼちゃの煮つけと玄米とスープ。
この日はサルコジと仕事を一緒にしていたという黒人の柔道家とお話しして、県長の裏話なぞを聞きました。


かぼちゃの種も捨てません!
種を分けて1日干したら炒って皮をむいて食べたりできるそうです。


散々お料理教室の邪魔をしてしまった猫ちゃん。
外に追い出されてしまいました。
なんだか、しょぼ~ん・・・。

夜、ダニエルの講義が終わった後、次の早朝出発するので挨拶とお礼を言いに行きました。
「朝出発するならお昼のお弁当持って行くと良いよ」と最後まで親切にお世話してくれるダニエル。ダニエルはベルギー人で肺に問題があるのでマクロビなしでは生きていけないと言っていました。
少し話した後、 「仕事は楽しいですか?」と相方と私に向かって聞いて来ました。
どうしてだろうと思いましたが、もしかして雇ってくれるのか?なんて思ったりもしました。
でも今の仕事は楽しいので、2人とも「楽しいですっ」と答えると次に続く言葉も無く、会話は終わりました。
なんだか寂しいな。


若い娘達にもお礼を言って、ハグしてお別れ。
ダンス楽しかったね、とロデスの娘が手をつないで私と踊る身振りをしました。
出会いがあって別れがある場所、出会いは楽しいですが別れは寂しいですね。
普通は残される方が寂しいものですが、この時はなんだか私の方が寂しくなりました。

マクロビは奥が深く、食べ物が「陰」と「陽」に別れる。
その真ん中に穀物がある。
それをうまく組み合わせて穀物中心に食べる。
食べてはいけないものもあるし、体に悪そうだけど少量なら食べても良いものもある。
マクロビを始めるときは、自然や宇宙の事も頭に入れて考える事も大切。
などなど・・・

分かったようでまだ分かっていないことがいぱいです。


ここでの食事は決しておいしくはありませんが(でも、おいしい時もあります!)、普段出来ない経験やステキな人達がいつでも待っています。
6日目には「もういいや」と思っていましたが、今になるとまたいつか戻ってみたいところとなりました。


フランス語、イタリア語、スペイン語のできる方、出来ない方でも楽しい経験をしてみたい方にはお勧めです。

Cuisine et Sante キュイジーヌ・エ・サンテ
http://www.cuisine-et-sante.com/indexfr.htm



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