パリから戻りました!

お客様の付き添いで今回はパリに行って来ました。
マルセイユに戻ったのは既におとといの事ですが、仕事が立て込んでいてやっと今日の午後からブログを書く時間ができました。

南仏のアンティーク村、リル・シュル・ラ・ソルグやエクス・アン・プロヴァンスに行った後、一緒にTGVでパリまでのお付き合いです。
パリの駅に降り立つと、マルセイユの家の近所に住む別のガイドさんにばったり!
いつもマルセイユやエクスでばったり会ってはいる人なので、南仏に住む同士がパリで遭うとは不思議な感じ。(笑)

9月の下旬から10月始めは、たくさんのサロンがあって、しかもパリコレもある時期なので、ホテルがどこも満員。
お客様のYさんもホテル探しにかなり苦戦していました。
そして、今回のお客様のYさんとは2回目の再会です。
前回は妹さんと一緒のパリ滞在でした。
もう2年前の事です。

今回はYさんのご希望でコレクション・ルギャールのパリのアトリエへ・・・行く約束をジャン・バティストさんと取り付けたのに・・・
・・・なんと・・・パリへ行く前日に、忙しいのでやはり来週にしてほしいとの連絡・・・。
来週ったって、もうYさんは日本に帰ってしまっています。
ジャン・バティストさんも申し訳ないです、是非次回来てください、となりましたがとてもとても残念でした。(私が残念がってどうする?)

その代わりに見てきたのはサントノレにあるアスティエ・ド・ヴィラットのお店。
普段マルセイユではお目にかかれない、かわいく素敵な食器がたくさんありました。
日本人のお客さんがたくさん来ていました。
日本のアーティストの方の作品も売っていたりとかなり日本びいきなんですね。

 モンマルトルの生地屋さんやカルトナージュのレッスンの通訳などいろんな体験をさせてもらいました。
今回もいろいろ勉強させてもらった上に、感動する出来事が・・・
Yさんたら、アスティエのお店で「友達のプレゼント用に」と言ってデミタス用カップ&ソーサーを2客とご自分用の星型プレートを購入。
その日は最後の日で、ホテルに戻りお別れの時間となったとき・・・。
今回のお礼にと友達用に購入したはずのデミタスカップ&ソーサーを私に差し出して来ました!
え?え?え?
ビックリと同時にそのやさしさにお恥ずかしながら涙目になってしまい、言葉もでませんでした。

手作りだから1点1点違う味のアスティエのソーサーを見ながら私に「どれがカップに合うと思いますか?」との質問。
自分の為だと知らないで選ぶ私。
選ぶワクワク感まで味あわせてもらって、それが自分のだったなんて、なんだか後で考えるとなんともお恥ずかしい(笑)

実は私もYさん用にプレゼントを用意していたのですが、お恥ずかしくてマルセイユに持って帰ってきてしまいました!(爆)
アスティエの食器のようなきれいで高価なものを頂いてしまったら、プロヴァンスの田舎のお土産を出すのが恥ずかしくなってしまい・・・(苦笑)
このお土産、実はYさんが2年前に「また来年来ます」と言ってくださったので、Yさんが帰国した直後に既に購入してあり、約2年間家に保管してあったもの。(笑)
やっと陽の目を見るときが来た!と思っていたのですが、ほんとうに恥ずかしくなってしまい、出す事ができませんでした。トホホ

素敵なYさんから頂いた素敵なアスティエのデミタスカップセット見てください。
かわいすぎます!
そして大切に使わせていただきます!

 ラッピングには鈴を付けてくれて、割れないようにと薄紙とダンボール紙でグルグルに。
でもパッキンのようなものは無いんですね。
日本に持ち帰るときは注意が必要です。

これがいただいたデミタスカップとソーサーです。
相方も大喜び!
南仏では家に泊ってもらい、辛抱強く(笑)相方の日本語にもお付き合いいただき、本当に感謝感謝の一言です。


すでに焼き栗が道端で売っていたパリ、秋の気配を感じました。
住んでいるときは気がつきませんでしたが、たまに行くパリはやっぱり素敵ですね。


後日談 : コレクション・ルギャールは2011年9月に破産宣告をし、シノンのアトリエにあった商品は競売に掛けられたようです。
一番大変なときにコンタクトを取ってしまい、面会をキャンセルされた理由もこれで分かりました。
今後はコレクション・ルギャールではなくなるものの、別の形で活動は続けていかれる事でしょう。
なので、現在コレクション・ルギャールをお持ちの方は大変貴重なものとなると思います。


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