コートデュ・ローヌのヴァケイラス エリック・ブルタン氏の作るルーカス・トゥンバ
先週の事、南コートデュ・ローヌのヴァケイラスのワイナリーの一つ、エリック・ブルタン氏の家を訪ねました。
マルセイユからは遠いので、なかなか行く機会もありませんので、大変良い機会でした。
2年ぶりの再会です。
雰囲気として畑の写真を載せましたが、確かお隣さんの畑だと言っていた気がします。
現在移動中のカーヴ。
すでに樽がいくつか並んでいました。
まだエクスに住んでいた頃、マルセイユにお気に入りのワインバー、その名もLes Buvards(酒飲み)へ時々行っていました。
いつもそこで飲むワインは、1本20ユーロ以内のものが多かったのですが、一度友達と4人で出かけたときに「今日はとてもおいしいワインを飲もう!」とボトル1本40ユーロ程のワインを頼みました。
それが、Domaine Hauvette ドメーヌ・オーヴェットの2004年の赤で、レ・ボー・ド・プロヴァンスのワイナリーのものでした。(なかなかルーカス・トゥンバの話がでてきませんね笑)
4人で一口くちに含んだとたん4人とも顔つきが変わり、言葉も無く笑顔になりました。
私は単純なので「おいしーっ!」と声を上げると、皆口々に、素晴らしい、期待していなかったおいしさ、などなど語り始め、あっと言う間に1本空けてしまいました。(笑)
4人ですから、1本では足りません。
もうこれ以上のワインはこの店にはないんじゃないか、そして私はHauvetteの味を消したくなかった事もあり、同じものを頼みたかったのですが、他の3人が別のものにしようと言うので、ソムリエにHauvetteに負けないワイン、という事で頼みました。
Hauvetteに負けないワインなんてここにあるん?
と、出てきたワインがルーカス・トゥンバ2005赤でした。
(やっと出てきましたね笑)
確かに、また全然違う、でこちらもおいしいっ!
皆はHauvetteよりもおいしいといって、大変お気に入りのワインとなったのです。
うまいうまい、と言ってチーズと生ハムをつまみながら始終笑顔の夜でした。
はっきり覚えていませんが、お店では40ユーロちょっとだったと思います。
ワインのおいしさの表現は私にはできません、でも滅多に飲めない味だと思いました。
その後しばらくしてシャトーヌフ・デュ・パプ方面にまだ行った事がなかったので、下見に行く事にした際に、エリック・ブルタン氏のドメーヌに寄る事にしたんです。
畑作業忙しい時期だったのにも関わらず、家で試飲させてくれお話も聞けました。
それが2年前の事。
そして今回またいく機会が出来たので、2年ぶりの再開となりました。
畑の横にカーヴを作っている最中で、今までよりももっと生産量を増やして、たくさんの人に飲んでもらいたいと話していました。
確かに今は生産量が限られているのと、知る人ぞ知るおいしいワインなので簡単に買えません。
畑からカーヴへ降りる階段を自分で作ったり、畑仕事以外にもたくさん仕事があります。
でも全部の作業をほとんど一人でやっているようです。
将来は、今まだ小さい息子さんに継いでもらいたいと思っていると話をしていました。
確かにすごい仕事量でいつも忙しい方のようです。
左は白、右は赤です。
ブルタン氏のところで購入すれば1本20ユーロ弱です。
専門家さんの話によるとヴァケイラスの白は大変珍しいんだそうです。
エリック・ブルタン氏も自分の畑で白を作る割合は1%だけだと話していました。
1%って!
白は大変貴重なんですね。
もちろんルーカス・トゥンバへ直接行けば、ワインが購入できます。
でも、エリック・ブルタン氏は常に忙しい人ですから必ずアポを取ってください。
そして・・・
特に南仏での暗黙の了解ですが「試飲=購入の意志がある」
・・・ですから、試飲をさせてもらったのにワインを購入しない、という事だけは絶対に避けてください。
よろしくお願いいたします。
マルセイユからは遠いので、なかなか行く機会もありませんので、大変良い機会でした。
2年ぶりの再会です。
ルーカストゥンバ (お家)の概観 |
現在移動中のカーヴ。
すでに樽がいくつか並んでいました。
まだエクスに住んでいた頃、マルセイユにお気に入りのワインバー、その名もLes Buvards(酒飲み)へ時々行っていました。
いつもそこで飲むワインは、1本20ユーロ以内のものが多かったのですが、一度友達と4人で出かけたときに「今日はとてもおいしいワインを飲もう!」とボトル1本40ユーロ程のワインを頼みました。
それが、Domaine Hauvette ドメーヌ・オーヴェットの2004年の赤で、レ・ボー・ド・プロヴァンスのワイナリーのものでした。(なかなかルーカス・トゥンバの話がでてきませんね笑)
4人で一口くちに含んだとたん4人とも顔つきが変わり、言葉も無く笑顔になりました。
私は単純なので「おいしーっ!」と声を上げると、皆口々に、素晴らしい、期待していなかったおいしさ、などなど語り始め、あっと言う間に1本空けてしまいました。(笑)
4人ですから、1本では足りません。
もうこれ以上のワインはこの店にはないんじゃないか、そして私はHauvetteの味を消したくなかった事もあり、同じものを頼みたかったのですが、他の3人が別のものにしようと言うので、ソムリエにHauvetteに負けないワイン、という事で頼みました。
Hauvetteに負けないワインなんてここにあるん?
と、出てきたワインがルーカス・トゥンバ2005赤でした。
(やっと出てきましたね笑)
確かに、また全然違う、でこちらもおいしいっ!
皆はHauvetteよりもおいしいといって、大変お気に入りのワインとなったのです。
うまいうまい、と言ってチーズと生ハムをつまみながら始終笑顔の夜でした。
はっきり覚えていませんが、お店では40ユーロちょっとだったと思います。
ワインのおいしさの表現は私にはできません、でも滅多に飲めない味だと思いました。
その後しばらくしてシャトーヌフ・デュ・パプ方面にまだ行った事がなかったので、下見に行く事にした際に、エリック・ブルタン氏のドメーヌに寄る事にしたんです。
畑作業忙しい時期だったのにも関わらず、家で試飲させてくれお話も聞けました。
それが2年前の事。
そして今回またいく機会が出来たので、2年ぶりの再開となりました。
畑の横にカーヴを作っている最中で、今までよりももっと生産量を増やして、たくさんの人に飲んでもらいたいと話していました。
確かに今は生産量が限られているのと、知る人ぞ知るおいしいワインなので簡単に買えません。
畑からカーヴへ降りる階段を自分で作ったり、畑仕事以外にもたくさん仕事があります。
でも全部の作業をほとんど一人でやっているようです。
将来は、今まだ小さい息子さんに継いでもらいたいと思っていると話をしていました。
確かにすごい仕事量でいつも忙しい方のようです。
左は白、右は赤です。
ブルタン氏のところで購入すれば1本20ユーロ弱です。
専門家さんの話によるとヴァケイラスの白は大変珍しいんだそうです。
エリック・ブルタン氏も自分の畑で白を作る割合は1%だけだと話していました。
1%って!
白は大変貴重なんですね。
もちろんルーカス・トゥンバへ直接行けば、ワインが購入できます。
でも、エリック・ブルタン氏は常に忙しい人ですから必ずアポを取ってください。
そして・・・
特に南仏での暗黙の了解ですが「試飲=購入の意志がある」
・・・ですから、試飲をさせてもらったのにワインを購入しない、という事だけは絶対に避けてください。
よろしくお願いいたします。