エグモルト AiguesMortes


時の経つのは早いもので(いえいえ私がとろいのかもしれません)、エグモルトへ行ってきたのは、すでに2ヶ月前の4月の事。

エグモルトがある場所は、カマルグの西の方でマルセイユからは少し遠い事と、エグモルトの名前の由来が「死んだ水」、そして写真もいつもグレーがかった寂しい雰囲気かと思っていたので、今まで敬遠していました。
でも、行ってみたらなんときれいで観光地化されている町だこと。

歴史も古くルイ9世(13世紀)に築かれた城砦があります。
初めは水も豊富にあり船での貿易が便利だったり、十字軍の遠征に便利だったりしたので栄えましたが、そのうち水が干上がってきて船で街に入れなくなり衰退してしまった街です。
城壁の上に上がるのがお勧めです。
城壁のまわり360度見渡せ、遠くの塩田まで見えます。


奥に見えている塔の手前に入り口があり、入場料7ユーロだったかを払って入ります。

 一度上がると途中からは降りられないので、城壁を一周してから降りるか、折り返しするしかありません。

 写真をクリックすると大きい画面で見られると思いますが、右側の奥のほうにテントのように見えているのが塩の山です。
海もすこしピンクなんですが分かりにくいかもしれません。
なぜピンクなのかはプランクトンの色のせいなのだそうです。
それを食べるフラミンゴはピンク色になるという訳です。


 壁に彫られていた十字架。

 上から見るまだ入り口近くの広場。


 



 街の雰囲気。
カフェやレストラン、お土産屋まであるとは思っていませんでした。
もっと閑散としたところなのかと・・・。




 そして見逃してはならないのがこの教会。Notre Dame des Sablons
街の中心部にあります。

 中はシンプルなんですが、

 素晴らしい近代のステンドグラスが有ります。

 Claude VIALLATというニーム生まれの画家の1992年の作品です。
(GoogleなどでViallatで画像検索すると、このモチーフがたくさん出てきます(笑)。)

 このモチーフ一筋の画家さんのようですね。
かなり有名な方らしいです。

  いろんな色の反射がきれいでした。

次はサントマリー・ド・ラ・メールに行きます。

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