サントマリー・ド・ラ・メール Saintes Maries de la Mer

日本語にすると分かりずらいですが、サント・マリーは最後に「s」が付いていて複数形です。

何人なのか、それは3人です。
3人のマリアのうちの一人がマグダラのマリアです。
それ以外の2人のマリアについては私にははっきり分かりませんが、ヤコブとヨセフの母のマリア、マリーサロメ(新聖書によると)の線が強いようです。
旧聖書や新聖書によって違ったりするので、イマイチはっきりしません。

イエス・キリストがエルサレムで磔刑され、イエスを慕っていたマリア達はイスラエル追放となり船でフランスへたどり着いたと言うわけです。
そして召使のサラがその一緒に舟に乗っていました。

街の中にある教会は、後に聖人になったサラを祭った教会です。
ここへ行く前にあた知識では、召使のサラはエジプト人で肌が黒い事、そしてジプシーだったサラを慕ってジプシーやロマ人の信者が多く訪れる、と聞いていました。
サラはジプシーの守り神なんです。
でも行ってみると観光客がほとんどで、ロマ人やジプシーには遭遇しませんでした。

黒いサラは教会の中央の階段を降り、地下室 の右奥に居ました。


 中央の階段を降りると・・・

 着飾ったサラがいました!

 サラの像は現代風なお顔立ちでした。
表面もツルツルで・・・。
マンガから出てきたような風貌です。
掛けられたケープもキンキラしています・・・。

 上の箱の中身はサラの聖遺物。
骨ではないかと思います。
こういうのを見ると、やっぱり存在した人なんだ!と思わずにいられません。


 私たちもキャンドルを灯しました。

 3人のマリアがサントマリードラメールに漂流した絵。
私とした事が前に人が居たのでうまく撮れませんでした。

 上には鐘の塔。
教会の周りの道が狭く、教会の全景を取るのが難しかったです。

 近くだと壁のみ。

 街はお土産屋がたくさんあって、観光地化されていました。
教会以外長く居る場所でもないと思います。
でもサントマリードラメールへ行ったら教会は外せません。


 これが一番全景に近い写真です。
ここに長くいるより、エグ・モルトのほうが素敵な街です。
ここはサラの祀られている教会があるのが魅力です。


マグダラのマリアにもし子供が居たとすれば、サラかもしれない、サラに子供が居たとすれば、イエス・キリストの子孫がフランスにいる事になるんだそうです。

もしそれが本当ならご子孫様に会ってみたいです。

教会だけの紹介でしたが海もありますよ~。

このブログの人気の投稿

マルセイユの駅情報とコインロッカー

マクロビ 3日目 サン・ベルトラン・ド・コマンジュへの観光

マルセイユのロンシャン宮