2012年今年のマルセイユは・・・



マルセイユは空港が近いので日本からの乗り継ぎ便でアクセスが便利です。

でも!今年のマルセイユ観光はお勧めできません。
もうすぐ9月なので、今頃言うのも「遅いぞ!」と言われそうですが・・・。時間が取れなったもので、すみませんオホホ。

なぜかと言うと来年の2013年はマルセイユが”ヨーロッパの文化首都”Euro Capitalに選ばれているんです。
ヨーロッパの文化首都とは?
毎年ヨーロッパの中から選ばれた町で、様々な文化行事、演劇や美術、コンサートやイベントごと等などが行われます。
文化行事のオリンピックだと思ってください。
この首都に選ばれるためには、町がきれいであること、お客さんを安心して呼べるようにと様々なところを改善しなければなりません。


そこで!
ヨーロッパでもなんと2番目に渋滞が多いと言われているマルセイユの道路工事がまず、あちらこちらでされています。
それから再開発地区としてジョリエット地区が選ばれており、その周辺は特に工事中の場所だらけです。
更に歩行者に安全に歩いてもらおうと旧港も大きなプロムナードを作っている最中、よって景色は悪いです。
ロンシャン宮は幕で覆われ見えない状態、ノートルダムドラギャルドバジリカ聖堂は比較的大丈夫ですが、トイレや一部工事中のところあり。

 上の写真はノートルダム・ド・ラ・マジョール大聖堂です。

完全な状態で歴史的建造物を見学したり写真に撮るのが難しい状態です。
しかも仕事がきらいな南仏の、特にマルセイユの人々の事ですから、いつ工事が終わるのか分かりません。
来年2013年、年明け早々にいろんな行事が始まるわけですから心配です。

来年には落ち着いているといいな、と思います・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

建設中の建物のメインのひとつとして国立美術館があります。
マルセイユには驚く事に今の今まで国立美術館がありませんでした。
フランス第二の都市なのに・・・(第三か?)?
パリはもちろんながらニースにもあるのに。


聞いた話では、2013年のマルセイユの国立美術館のオープン時にパリからゴッホの作品を取り寄せ展示するんだそうです。
多分オルセーからなのでしょうか?
ゴッホの作品がマルセイユで見られるなんて不思議な感じです。
多分セザンヌの作品も来るのでは?とにらんでおります。
セザンヌの有名な作品も、ほとんどはこの南仏にはありません。

 上の写真右側に見えているのが来年オープン予定の国立美術館。
どんな作品を置くのか楽しみです。
左は聖ヨハネ要塞。

旧港からのノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂の眺め。

 と、いう訳でお泊りの際はエクス・アン・プロヴァンスがお勧めです。
2013年自体もたくさんの催し物が行われる事が予想されます。
交通渋滞や町の中が混む事が予想されますので、ゆっくり観光できるのは2014年からでしょうか?

それでもマルセイユへ行かれたい方、もちろん遠慮なく来てください!





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