フランスで最も美しい村 冬のリュベロン地方

今年最後のお仕事にふさわしく、大変良いお天気の日で12月の終わりにしては暖かく、お昼もテラスで食べる事が出来るほどでした。

今回は、ルールマランを通り過ぎ、ボニュー、ルシヨン、ゴルドとご案内させて頂きました。

ボニューとルシヨンとゴルドの写真をご紹介いたします。
 ボニューの石造りの家たち。
プロバンスの瓦屋根がまた素敵です。

 この村はネコちゃんも多く、今回もお散歩していました。
やはりプロバンスの扉と石造りの前にたたずむネコちゃん。

 ノラにしては太っている、でもニャーニャー言って近寄って来ました。


 こちらはルシヨンの村の全景。
冬色で赤土の家たちが少し白っぽく見えます。

 真っ青な空でした。
まぶしいくらいに・・・

 ルシヨンにある教会にサントン人形が飾ってありました。
キリスト誕生の再現で、村人達もお祝いに駆けつけている様子です。
が!イエスはイスラエルで生まれているので、フランスのプロバンスの民族衣装を着た村人達が お祝いに駆けつける光景というのは、矛盾しているんです。
でも、細かいところにこだわらないのが、南仏の人達。(笑)

 陶器のお店。
いつも素敵なルシヨンのオークルを使って彩色した焼き物のお店です。
今気がつきましたが、閉店セール50%オフと・・・
残念ですね、このお店なくなっちゃうんですね・・・

 オークル採掘あと。
赤から黄色、そして白い顔料の色が見えますでしょうか。

 こちらはゴルド。
下から見る景色もきれいです。
一番上には教会が見えています。
きれいに三角形の形をしたやはり石造りの家が並ぶ村です。

 ヤドリギはこうして他の木に寄生します。
遠目でみると丸く見えるんです。

 こちらは良く見る上からの光景。
ゴルド村です。
本当に青い空の良お天気で、最後のお仕事にふさわしいうれしい景色でした。(涙)

 村の中にはまたネコちゃんが、ゴルドのネコもワイルドで耳を怪我しています。
ニャーニャーとかなりの距離私達に着いてきました。

 でも途中で調度いい木を見つけて爪とぎ。(笑)
のんきです。

 これはゴルド村の一番上に見えていた教会。
大分老朽化が進んでいます。
でも田舎ならではの素敵な教会です。

 ゴルドの教会にも三トン人形のクレーシュがありました。
こちらのほうは、マリア(左側の水色のマントを着ている)の顔が薄黒い事から忠実に作っているサントンだな、と思いました。
でもやはり右側にプロバンス風な女性が見えます。(笑)
まあ、南仏ですから・・・

 写真だときれいに見えますが、本当はあちらこちら修復が必要な教会です。
彫刻の変わりに柱や壁にはきれいにペイントされた模様が見られます。

 ゴルドの坂。
この石畳が結構すべるんですよね。

 頭上注意、と書いてあります。
意外と低い扉の多い、プロバンス建築です。

最後のお客様にも大変お世話になり、私の大好きな栗のお土産までいただいて、恩返しをするつもりがこちらの方がお世話になってしまいました。
でも、楽しかったですよ!
ありがとうございました。


 ここで、お知らせです。

今後はガイド業は辞めてさせていただき、ブログだけとなります。
来年7月まで入っております案件は責任を持って催行させていただきますが、今後新規のお客様に関しましてはご依頼をお受けしない予定でございます。

(ただし、今までいらっしゃった方、リピーターの方々はご相談ください。
どうにか対応できるよう努力いたします。 )

今までに行った南仏のいろいろな村、友達同士でいらしたお客様、お一人で観光にいらしたお客様、ご家族でいらしたお客さま、私と年の近い友達のようなお客様、 年上のご夫婦、いろんな方に来ていただき、たくさん勉強をさせていただき、たくさん楽しい思いをさせて頂きました。
今でも連絡を下さる方、こちらも忘れる事のできない方々など、たくさんの思い出ができました。

今まで本当にありがとうございました。
この場を借りて感謝の言葉と変えさせていただきます。


2012年12月31日
橋本ひでこ

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