ノルマンディー上陸大作戦 パート10 ジェルブロワ Gerberoy フランスで最も美しい村

 ん?デジャビュ?
と思ったらこの村何年か前に来たことがありました。
パリに住んでいた時、当時の同僚とアミアンとジェルブロワ村を巡るというパリ発のバスツアーに参加した際に寄ったのがここでした。
アミアンはもちろん良かったですが、その時の印象から言うとアミアンの後におまけで寄ったような小さな村が大変素敵だったんです。
それがジェルブロワ村。
フランスで最も美しい村に選ばれているのも分かる気がします。

ピカルディーブルーの窓枠のおうち。

 木組みでやはり青い木枠の窓と扉。
ピカルディーブルーとはパステル調のブルーの事を言うんだそうですよ。
良く窓枠とか扉に塗装されている色がそうです。

 ふとしたところに天使?



 この看板がフランスで最も美しい村の看板。
普通は村の中心地から離れたところにあり、車を止めるのが難しいのでなかなか撮れない写真ですが、この村は人口約100人らしくて、郊外もないので、しっかり写真を撮れました。

 市庁舎の下のマルシェ跡でしょうか?

 市庁舎の下にあった公衆電話跡と市庁舎の説明。

 木組みとレンガの組み合わせってきれいですね。




 これぞピカルディーブルー。
素敵な色です。
雲ってどんよりしたノルマンディーでもこの色を見るとほっこりしますね。



少し高台に村の教会がありました。


教会の椅子。
どんなに小さな村にも教会があります。
キリスト教の国ですからね。



 そしてその後に私達が目指すのは、同じ村の中にある・・・

 アンリシダネルの家。
見学できるんですって。
私は早くも数ヶ月前に電話して、開いているかどうかを聞いておきました。
しかも祭日に当たっていたと思うんですが、再度掛けなおして祭日でも開いているんでしょうね。
と再確認したんです。
「開いてますよ」と普通の返事でした。
・・・
・・・
・・・なのに、お休みだったんです!
フランスでは良くある事。
がっかりさせられる事。
当たり前のことが当たり前ではない。
フランスならではの出来事でした。
人の声は聞こえるので丘に登ってお庭を掃除している人に、開けてくれないのー?
と相方が聞くと「閉館してますー」だけの返事、私は改めてその場で電話して「日本からきてるのよー!開いているっていったじゃない!」もむなしい抗議。
寒くてお客さんがこないから収益にならないので、開けられません、つうのよ。
まあ、アンリシダネルが何ぞやとも知らないでネとルをひっくり返してアンリシダルネと言っていたのにも気がつかないほどの私ですけど、この出来事にはかなりがっかりしました。
ここは北でしょ?
南仏ならいい加減だから分かるのに、北でこんな事しちゃいけません!

 途方に暮れながら、でも諦めるしかありません。
気分を取り直し田舎の広大な景色を眺めます。

 ブドウ畑もありました。

 ニワトリも。笑

 ノルマンディーにはこの花がたくさん咲いていてました。
林檎の花なんですよね。
桜よりも大振りなきれいな花がたくさん咲いていてきれいでした。





ぶり返しますけど、アンリシダネルの家に入れなかったという事は、きっと3回目がありますね。
いつか訪れる事になるかもしれません。
この村。



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