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4月, 2010の投稿を表示しています

仙人とパン エクスのおいしいパン屋さん

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エクスって以外においしいレストランやおいしいパン屋さんがありません。 雰囲気だけよかったり、おいしいときもあるのに、まずくなっているときもある。 まあ、まずいなんて言ってしまってすみませんが、食べられはします。 でも、パリのように簡単においしいものが見つからないんです、こんなに小さな街なのに! でも、待ちに待ったおいしいパン屋ができました。 しかも何かが変わっている・・・? ↑これはシリアル入りのパン パンはグラム売りで、半分でも売ってくれますが、たいていの人は1個で買っていきます。 ↑これはライ麦パン 1個だとかなりの量です。 私は半分に切って冷凍庫で保管します。 オーブンで焼きなおすと、出来立ての味です。 これはパン用の紙袋です。 ロゴの上にあるのは仙人像がパンを持った写真です。(笑) なぜに仙人??? そして、サブタイトルで"des pains qui parlent"「話すパン」 もしかして、新興宗教? などと思わせる場面もありますが、とにかくおいしいので是非お試しあれ! 扉の取っ手も仙人がパン持っています。 目立たないお店です。 見逃さないように。 " FARINOmanFOU" 5 rue Mignet 日、月と午後はお休みのようです。

花粉アレルギー 花粉のエキスを飲む減感作療法 

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日本ではスギ花粉しょうがひどく、私の場合2月初めから3月中旬まではくしゃみ鼻水の止まらない季節でした。 南仏なら日本にあるようなアメリカ杉はないので、いいんでない~? と思っていたら! 南仏はイトスギがあって、私はイトスギの花粉症だと言う事がわかりました。 そのほかにもプラタナス、ミモザ、いろいろありますが、イトスギが一番ひどいのです。 なんと去年は2月~7月までの半年間!薬を飲み続けてしまいました。 結局日本よりひどいじゃないですか! エクスのアレルギー専門医に診察してもらうと、減感作療法をはじめましょうと言われました。 減感作療法というと、注射を打ったりしなければならないのかな?と思っていましたが、今は大変簡単になっています。 花粉のエキスを飲む療法です。 初めは薄いエキスを毎日取ることから初め、何週間か経って一番濃いエキスにたどり着くと、週に3回と回数が減ります。 私は去年の9月に始めたので、今で約8ヶ月。 今でもずっと外にいたりすると、花がムズムズ、目も痒くなります。 でも去年よりはだいぶ症状が軽い気がします。 薬を取る回数が激減しました。 旅行へ行くときも欠かさずこの瓶を持って出かけます。↓ 瓶にはCupressacre, 300IR,そして患者の名前などの情報が載っています。 Cupressacreとはイトスギの事で、300IRは濃いエキスの数字。初めは10IR、次に100IRそして300となりました。 注射器でエキスを垂らし、2秒間舌の下に置くと言いうもの。 この療法は最低3年は続けなければならないそうです。 冷蔵庫で保管しなければならないのと、週に3回欠かさず飲まなければならないのが面倒くさいですが、今は慣れました。 これに期待して来年は更に良くなりますように! 猫を飼いたいので猫アレルギーも治るといいな・・・。 POLYCLINIQUE DU PARC RAMBOT 2 Av du Dr Aurientis 13100 Aix-en-Provence 先生 : Dr BALDOCCHI 04 4221 5059 要予約(予約は約1ヵ月後になります) この療法を始めるのは、花粉の症状がひどいときにはじめるより、花粉の症状のない季節にはじめるのが良いそうです。 ※ 2011年5月20日 減感作療法をはじめてから約1年半が経ちました。 マルセイユに引越し...

ENOTECA DAUCILA イタリア リオマッジョーレのレストラン

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リオマッジョーレ滞在2日間ともこのレストランへ行きました。 港まで降りていく途中の左側にあるお店。 " ENOTECA DAUCILA" これは、ツーリストメニューなるものとでも言いましょうか。 16ユーロで、1皿目はアンチョビとトマトのスパゲッティかバジルペーストのジェノヴェーゼ・パスタのどちらかを選び、2皿目は魚介のフライと付け合せ。 付け合せは野菜のグリルかポテトフライから選びます。 断然野菜のグリルをお勧め。 スパゲッティもおいしかったですが、私はジェノヴェーゼのパスタが気に入りました。 2皿目があんなにたくさん出てくると知らず、全部食べてしまいました。 カメラを持っていかず、1日目の写真はありません。 2日目はアラカルトで頼んでみました。 ああぁ~でもあのジェノヴェーゼもう一度食べたい・・・ これは相方の。 私はアレルギーで牡蠣は食べられません! 小さいイカフライ。 なんだか懐かしい味! 野菜のグリルです。 見栄えは悪いけど、おいしいんだこれが。 とくにフヌイユ(英語ならフェンネル)、例えるとセロリに近いようななんだか不思議な味ですが、グリルにするとこんなにおいしいとは。 えびとズッキーニののニョッキ。 うま・・・うま・・・うますぎる~・・・ デザートはパンナコッタ 以下の写真はおまけ。 レストランの前にいつもいる猫達。 " DAUCILA" Riomaggiore - Cinque Terre - La Spezia Via San Giacomo, 65 TEL 0187 760032

イタリアの世界遺産 ”5つの村” チンクエ・テッレ 

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チンクエテッレは北イタリアにある5つの村の事です。 何年か前にNHKの番組でこの村のことを知り、機会があれば行ってみたいと思っていました。 電車やバスも結構あるので、逆に車の方が不便かもしれません。 日帰りで全部見てまわるのは厳しいので、最低1泊はしたいですね。 ミラノ、フィレンツェ、ジェノヴァ、スペツィアから電車がでているようです。 かなり歩くのが好きな人は、5つの村の端から端まで(リオマッジョーレからモンテロッソ)徒歩で5時間・・・だそうです。 9km、かなり険しい道でしょうけれど。 ① リオマッジョーレ村 Riomaggiore ここに2泊しました。村のメインストリートにある紹介所で宿を取りました。 1泊60ユーロ。 アパート式で港のアパートのうちの一つです。 この村においしいレストランがあったので、2日間とも夜はここで食べました。 ② マナローラ村 Manarola こことリオマッジョーレが一番チンクエ・テッレらしい雰囲気です。(私の中では) マナローラとリオマッジョーレ間は、海沿いの「愛の小道」を歩いて15分ほど。 電車なら2分と激近。 ③ コルニリア村 Corniglia 駅から村に行くために登る階段は、かなりの数でした・・・。 ここで花粉症悪化! ④ ヴェルナッツァ村 Vernazza ここへは車で行ったため、かなりクネクネ道を行かなければならず、やはり電車が便利なところだと再発見。 猫があちこちにいて、夕暮れもまたきれいでした。 ⑤ もうひとつモンテロッソ・アル・マーレ村(Monterosso al Mare)がありますが、時間がなく車では通りかかるのみ。 夏はビーチがにぎやかなようです。 ⑥ ポルト・ヴェネレ村 Porto Venere チンクエ・テッレから近い港町。 5つの村に比べて比較的広く開放感があります。 ここでジェノヴェーゼのペーストを買いました。 チンクエテッレは、11世紀に生まれた村々で陸地からの道はなく、人々は船で行き来していたようです。 平地もなく痩せたこの土地を利用して、ワイン用のぶどうやオリーブを段々畑で栽培し、村人達は生きる糧にしていたようです。 ここでのワインはジェノヴァの商人により輸出されていたとか。 ここは北イタリア、と言っても緯度か...

北イタリア紀行 第7弾 おまけ

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ヴァンテミリアを通って車でマントンへ向かいます。 ヴァンテミリアの海岸。 ここはなんだか寂しい街でした。 地元の人には普通なんでしょうけれど、観光地ではありません。 ヴァンテミリア。 裏道はちょっと怖い雰囲気もありました。 さっさとイタリアを後にして、フランスへ戻ります。 イタリアとフランス国境には特にパスポートをチェックする税関もなく、はじめは他の国に入ったのかどうかはっきり分りませんでした。 上の写真は、ジャンコクトー美術館。 10数年前に始めてきてから、3回目のマントン。相変わらず同じです。 教会のある高台にある広場。 マントンはその昔ジェノヴァ王国の一部だったそうで、ジェノヴァがイタリアになる前の話です。 今はおじいちゃん、おばあちゃんの保養地のようになっていて。 夕方になると早々とお店が閉まります。 カフェやバーも早々と閉めてしまうので、この小さな街で、アペロする場所を探すのに1時間くらいかかりました。(大げさ?) やっと見つけたところはタパス屋さんで、まあまあおいしかったです。 選択肢がないので、すごくいいレストランかと勘違いしてしまいますが・・・。 サン・ポール・ド・ヴァンスにもよりました。 なぜここに来たのかと言うと、マティスのチャペルが見たかったからですが、サン・ポール・ド・ヴァンスではなく、ヴァンスだった事を発見。 もう何年も来ていなかったので、忘れていましたが、すぐに移動して見に行きました。 チャペル内は撮影禁止だったので、写真はありません。 あしからず。

北イタリア紀行 第6弾 チンクエテッレのマナローラ Manorola

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チンクエテッレ最後に訪れたのがマナローラ。 マナローラとリオマッジョーレが一番チンクエテッレらしい雰囲気ではないかと思います。 リオマッジョーレの駅の左側に、マナローラへ続く愛の小道「Val dell'Amore」があります。 2つの村はとても近く、歩いて15分ほど。 この道は通行料が必要で1人5ユーロ程。 この料金は通行料だけではなくて、何か他に見学できる施設の入場料も含まれているのでは?と思いました。 が、特に調べなかったので実際はどうなのかわかりません。 リオマッジョーレとマナローラ間は電車ならば2分。 チケット片道1.3ユーロです。 1日電車を使うならばお得な1日用のチケットもありました。 小道の門の上にあったハート。 小さめの南京錠がたくさん付いてます。 小道のところどころに通りの名前のような表示があって、キューピッドのところはたくさん落書きがしてありました。 ジャーン。 この小道のロゴにもなっているかわいらしい恋人同士の看板。 そしてその後ろにはまたたくさんの南京錠。 どんな意味があるのでしょう。 堅い約束を交わすとか、願い事が叶うとか? 3月で少し花も咲き始めていました。 真ん中に線路の見えているところが駅。 その奥には、マナローラ村の家々が見え隠れしています。 村の中。 教会と鐘台。 高台の広場。 広場から遠くに見えるオブジェたち。 キリスト教のお話が表されているようです。 夜にはライトアップされて、きれいなようですが・・・。 この日はいくつかライトアップされた後、全部点灯されないうちに消えてしまいました。 うまく点灯できなくてあきらめたのか? 単なるテストだったのか? 明日はイタリアとお別れ。 でもまた来ます~。

北イタリア紀行 第5弾 チンクエテッレのコルニリア Corniglia

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泊まっていた村リオマッジョーレからコルニリアへは電車で行きました。 ピンクでかわいい、リオマッジョーレの駅。 電車は結構頻繁にあり便利です。 電車から見えたマノローラ村。 コルニリア駅。 駅を降りてコルニリア村にたどり着くには、長~い階段が待っていました・・・。 このクネクネ階段! 気が遠くなります。 階段の途中から。 大変だが眺めは良いのだな、これが。 村で見つけた不気味な天使のレリーフ。 なんだか気になり、撮ってしまいました。 これのせいなのか?と思わせる出来事が後ほど起こります。 段々畑。 これが村の人々の生活源だったようです。 ブドウやオリーブの畑。 この村もきれいなのですが、あまり観光できませんでした。 というのも午前中のリオマッジョーレの階段攻撃とイタリアだからと油断して薬を飲まなかったため、一気に花粉症が来てしまいました。 それとも不気味な天使の写真を撮ったからなのか?(怖) 鼻水もくしゃみも止まらない、観光はしたいけど体が動かない、で急遽リオマッジョーレのアパートに戻りました。 この状態であの長い階段を下りなければならないのが、すごく辛かった~。 なので、相方の後姿の映っている写真で失礼。 海まで降りたかったな・・・。